リスニングの限界と構造。

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 リスニングの実力の変化にも、いくつかの段階が
あるのではないか、と感じる。

 1 さっぱり聞き取れない。
        ↓
 2 いくつか知ってる単語が聞き取れる。
        ↓
 3 聞き取れた単語から文脈を構成することができる。
        ↓
 4 ダイアローグもしくはパッセージの大意を把握する
   ことができるが、設問は、まだ解けない。
        ↓
 5 細部にわたる事象は分からないが、設問が解け始める。
   そして正答率は半分もいかない。
        ↓
 6 設問の先読みも8割方でき、事件と背景といった情報の
   区別をしながら、設問の解答ができ、正答率も6割以上に
   なる。
        ↓
 7 設問中の知らない単語も聞き取った文脈から類推でき、
   設問の解答の解説を読んで、間違ったところの理由が
   納得できる。正答率は8割以上。

 だいたいが「リスニングの限界」というのは4~7までのレベルを
ごっちゃにしているところから、始まるのではないか?僕自身は
4→5で1年間、5→6で半年ほどかかった。6→7は今試している
最中なので、どうかな?

 これまで、パッセージの内容は分かったが設問が解けない、
といった状態が長く続いていたので、少し分析してみた。

 英検対策は5日目。正答率は、筆記が16/21、リスニングが
5/5。新出語句は、 murky が「にごった」で、 evasive が
「あいまいな」、hit the nail on the head が「適切なことを
言う」で、 out on a limb が「非難を受けやすい」、 care
+to inf が「望む」か。 obsolete が「時代遅れな」も加えて
おく。

 仏検対策はリスニング強化週間に入る。正答率は9/15。昨日に
比べればましだが、まだまだ油断できない。数字や曜日の書き取り
は、昨年の検定対策を思い出しながらできあがりつつある。

 そして、 préfère を prefere としたり、ménage を menage 、
vous désirez を...とアクサンで間違えるケースが大半だった。
動詞の活用表丸暗記週間をどこかで作らないといけない。そう、
いけない。そして、これまで覚えた語彙というのも多くないはず
だから、総復習しなければいけない。

 現役の大学生には負けられない。なんてことを言うと叩かれ
そうだ。でも、どうかな?ぼろ負けだったりして。そして
高校生にも負けてたりして。

 明日もがんばろう。

 では。

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2016・11・15 改訂
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このページは、Suzuki TakashiがMay 20, 2005 3:20 AMに書いた記事です。

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