昔話ばかりしていても仕方がないのだが、所謂文科系の専門課程に所属して考えていたこと(今回は全く専門的な話ではない)、パート3。

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 学部教育を軽視する意図は決してないのだが、大学時代
に習得していた方が好ましいとされる幾つかの分野を卒業
後にお浚いしていた状況を鑑みると、専門性を獲得する
ために意図されたカリキュラムに雁字搦めにされていた
ことは、私のスタイルと異なっていたかなと感じることが
あり、それはどこの大学であれ良くあることだろうと考え
ている。

 ただ300〜500人クラスの大教室で一年間講義を聴講せよ
と言われても、何かの講演会を一年間聴講しているような
もので、講義とは関係なしに己の課題を進める姿勢が身に
付いてもそれは仕方がないことと思われ、弁解している訳
ではないが知的好奇心を満たすためには大学の外へ出て
行かざるを得ないといった状況にあったことは(例えば
国際法の講義をされる著名な方の話を聞く機会があったが、
恐らく20年変わらず同じノートを読み上げるだけといった
講義が続いていると言ったら、文科系の学生の専門性を
問う前にやることが幾つもあるだろうと言いたくなるのは
自然と生じる考え方の一つになるだろうと言ったら、それ
はそれでまた多方面から色々耳の痛い話を聞かされること
に繋がるのだろう)、マスプロ教育を経験したものなら
幾分理解してもらえるだろうかと言ったら、それは甘え
だとの答えしか返ってこないことも重々承知している
(ただこの問題は昔から批判されてきたにも関わらず未だ
に続いている、そして本稿の意図は批判にある訳ではなく
現状認識を共有するところから始めようといったことに
ある..)。

 大学時代の友人は大学院進学に対し「こんなところの
大学院に進むなんて見栄以外の何物でもない!」と言い
切っていた、他方で大学院時代の後輩から「なんでそんな
ところに行ったのですか?」と詰問されることもあった
ことは事実であるが、研究とは元来一人でやる物だから、
環境の問題を嘆いても何も始まらないといった類のことを
話していた様に記憶している。

 ただこういった環境に置かれている文科系の学生に
対し、私が人を選ぶ立場であるならば、「あなたは学生
時代に何に打ち込みましたか」、「あなたが学生時代に
得た成果とは何ですか」といった質問はしないだろうな
と考えることはあり、「打ち込める物を探すのに精一杯
だった」、「精一杯やったが成果には繋がらなかった」
といった回答で「十分社会性がある」といった評価を
下すだろうと考えている(それは1000人単位で面接を
するなら、こういった回答が撥ねられることは重々承知
しているが、それは見方を変えれば「あなたは恵まれた
環境にありましたか?」と尋ねているのと同義であり、
それでは今では死語に等しいガッツやハングリー精神と
いったものを評価する余地がないではないかと考える
ことがあるからだ(ただ私は体育会系の人間とは話が
合わないタイプで、自由なハングリー精神がもたらす
可能性に一定の評価をしているにすぎないと言ったら、
「お前は何様だよ!」と突っ込みを入れられるのだ
ろう..)。

 それで本題に戻るが、学生時代に「アメリカ人はそれ程
政治家やメディアを信用している訳ではない」といった
話を聞く機会があり、それはアメリカと日本の投票行動
の違いについてレポートを纏めているときに耳にしたこと
だが、何を言いたいかというと、アメリカ人の政治意識を
二峰分布で表現し、その投票行動が一つの政党の政策群に
対するリスクを分散させる形でなされているといった理由
付けがなされていたことを今でも記憶しているのだが、
つまり先程は昔から言い表されてきたマスプロ教育の弊害
をやや強調する形になったが、20人規模のゼミナールが
機能することにより(それでも結構な人数だが..)、
補完していると申し添えてもそれは全体の不満を吸収する
には充分な量ではないのだが、システムとして一応の体裁
を整えていたといっても構わない状況にはあった、しかし
学部時代、分析に用いるアプリケーションとして、理学系
ならMATLAB、経済系ならTSP、政治系ならSPSS、等を
薦められることが多かったが、実際のところFortran, C,
Javaでコードを書いてみないことには分かったと言い切る
ことはできず、実際そうしようとすると「そんなことは
やらなくても良い」と言い切られ、しかしドクターコース
の学生は自力でコードを書いているといった現状を見ると、
元来研究とは一人で進める性質が強いのだから、そうなる
ことも自然な流れであろうといったことになろうか(しかし
それは意見交換することの意義を否定している訳ではなく、
寧ろ積極的にそうしなければ取り残されてしまうといった
現状もあるが、取り残されたとしてもどうと言うことはない
ことも事実である..開き直っている訳ではない..)。

 纏まりのないおよそ専門性とは縁の薄い話が続いたが、
この続きはまた機会があればそのときにすることにする
(誰も期待してないよといった反応が返ってきたとして
も、そんなものさで先に進むのみだが..)。ここから
が今日の課題。

 英検対策は語彙とエッセイ。WSGREの正答率は、
2/14。esoteric, 難解な、exact, 要求する、exculpate,
〜を免れさせる、evince, 〜を明らかに示す、excoriate,
〜を激しく非難する、scathingly, 痛烈に、exonerate,
免除する、expiate, 〜を償う、extent, 現存している、
extirpate, 〜を根絶する、exhort, incite, 〜を促す、
exigent, 差し迫った、expatiate, 〜について長々と話す、
expurgate, 削除する、等で失点しており、周回が必要か。

 独検対策は語彙と聞き取り。のんびり進めていること
に変わりはなく、それで勝負になるのかと問われれば、
まあこんな時期もあるさといったところ。

 明日もがんばろう。

 では。

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2016・11・15 改訂
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この記事について

このページは、Suzuki TakashiがDecember 18, 2010 8:14 PMに書いた記事です。

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