我が身を振り返って、パート2(我が周辺を振り返ってといったタイトルが妥当かもしれない)。

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 最近の子育てを眺めるときちんと躾がなされていないお
子さんが多い様に見受けられ、それは大学卒業時の就職活
動に関連しているかもしれないと考える時がある。

 躾がなされているということは隙がないことの裏返しで
もあるが、リクルーター制をとっている企業を念頭に置け
ば、きちんと躾がなされている学生の物腰がリクルーター
に要らぬ警戒心を与えてしまい、思う様なマッチングに至
らないといった話を聞き受けることがある。話す能力が問
題になるとするならば、ウチにはそんな畏まった人間は必
要ないよといった企業側の姿勢が、使い勝手の良い人材、
つまりそこそこ欠点があり使い易い人材へのオファーを集
中させる傾向にあり、それが故にきちんと躾がなされてい
ない人間が社会的に活躍する土壌が生まれることになり、
この話は、裏と表の双方で納得させれば良いのだろうとい
ったインフォーマルな話し方の失敗例として取り上げてい
る訳ではなく、「会社員としての属性」が要求する文化と
異なる文化の中で生活してきた者が直面する問題が、結果
として日本の伝統的な躾の文化を次の世代に継承する際に、
きちんと躾がなされていない者がいち早く躾を担当する側
になり、躾けられてきた者が除外されてしまったといった
捻れの構造を生むことを導くことになり、現在の様な状況
が生まれてしまったのだろうと解釈している(ここは納得
する場面ではなくどうするかを考えるときであり、背伸び
した体面を取り繕うのではなく、背伸びした内面を取り繕
う様に努力されたら如何ですかといった提案が該当するか
もしれないが、勘違いに慣れてしまった現状では中々うま
くいかない事情も想像され、やるかたなしか..ああ..)。

 これは人付き合いにも言えることだが、私より一つ上の
バブル経済を経験した世代はお手軽さといったものを優先
的に考えている様に見受けられるが、その影響を受けてか、
きちんと躾を受けた者に対するアプローチが稚拙であり、
その隆盛の在り様を眺めてきた周囲は冷静に批評する姿勢
を避けてきたせいだろうか、深みが感じられる情の在り様
といったものを忌避する傾向にあり(相手に負担を掛けた
くないなら、後々問題になりそうなことを最初にきちんと
話し合っておくことが肝要だと考えているのだが..当た
り前か..)、こんなものならこんなものだろうとの考え
に落ち着くことを良しとし、結果としてうまくいかないと
したら、それは人は変わるといったことを差し引いても雰
囲気を優先させるお手軽文化の弊害以外の何物でもないと
考えているのだが、ここで好きにされるのが宜しいのでは
ないでしょうかと第三者的に眺めてしまうことが現在の離
婚率の増加に拍車を掛けているとしたら、迷惑なのはその
子供のみならず、躾を継承する文化自体にとっても少なか
らず問題を生じさせているのだと考えるとすると、それは
偏った物の見方であり余計なお世話になるのだろうか..。

 選ぶ側と選ばれる側、使う側と使われる側が逆転してい
る現象がここに挙げたミスマッチの例になるのだが、そも
そもこの状態でこのまま進むことになると、お互いに対し
尊重する姿勢といったものが崩壊するのも時間の問題にな
り、躾の乱れとはその一例にすぎないのだと纏めたらやや
強引な締め括り方になろうか、つまり教育の問題ではなく
社会の在り様の問題といったことを申し添えたい..さら
に申し添えれば、「いっしょに働きたい人」が指す言葉の
中身とは「私を中心にした内的及び外的世界を乱すことの
ない人」でもある訳だから、そりゃあちこちでコネや2世
(能力的に劣っていれば、関係者の内的及び外的世界は乱
されることがなく安泰だといった意味合いで..)が跋扈
する訳で、それでは健全な社会の発展とは言い難く駄目で
しょうといったことが論旨に含まれる..。

 ここからが今日の課題。

 英検対策は語彙とエッセイ。WSGREの正答率は、
2/15。scurvy, despicable, 卑しい、sap, 弱める、
sanguine, 快活な、satire, 風刺、salutary, 健康回復に
良い、sanctimony, 信心家ぶること、seine, 引き網で
取る、sanction, 是認、shard, 破片、simper, にたにた
笑う、sinecure, 閑職、sere, 干からびた、slake, 〜を
満たす、等で失点しており、周回が必要か。

 仏検対策は語彙とディクテ。のんびりと進めているが、
このペースに変更はなく、こんな時期があっても構わない
と考えており、これからか。

 明日もがんばろう。

 では。

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2016・11・15 改訂
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この記事について

このページは、Suzuki TakashiがJanuary 10, 2011 12:42 PMに書いた記事です。

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