Roth Audio Oli10シリーズで5.1chを組んでみて。

| コメント(0) | トラックバック(0)

whathifi.comが言うように、Oli10は中高域の軽さやキレを感じさせるが、低音の深みを表現することに関して他に譲ることになり、その要因はエンクロージャーやユニットが小型化されていることにあるが、背後の壁との距離を適切に取ることによって、音の重みを改善することは可能であった。以下の写真は配送後に初期不良がないかどうかを確認したときの様子を示している。

Ts27028701

それで5.1chだが、それが2chや3.1chと異なる点は、サラウンドが追加されることによって音の広がりが明瞭に表現されることにあると感じていたが、前後左右から音に囲まれる状況を意図していなかったことやコンパクトにその音場を収めることを考慮していたために、フロントの上部にサラウンドスピーカーを配置することになった。以下の写真はその配置を示しており、改めて眺めてみると窮屈そうだなと感じるときもあるが、これからのんびりと調整をしていけば良いことだろう。

Ts27029301

メーカーが推奨していたことは音色を統一するために同一のシリーズでホームシアターを組んでくださいといったことぐらいだったが、その時その時の経済状況を鑑みながら1年ぐらいかけて徐々にシステムを構築していくのは結構な忍耐力を要求されるものだったなと振り返ることがあった。

whathifi.comではマーラーの交響曲第10番やフレンドリー・ファイアーズの「リヴ・ゾーズ・デイズ・トゥナイト」などを聞いてみることを勧めていたが、実際に最初に試し聞きしていたのは今から10年ぐらい前のノラ・ジョーンズのアルバムだったように記憶している。もちろんそれだけでは分からないことが多々あり、フォーカルのコーラスが男性ボーカルを得意にしているように感じていたことと対比させると、Oli10は女性ボーカルやピアノが合うかもしれないと感じることがあったが、その辺りの感じ方はそれぞれだろう。

今後どうするかだが、しばらくエージングの作業を行なってから、その時にその後のことを考えていくといったぐあいでも構わないだろう。今回はファースト・インプレッションとは異なるので、こんな感じのレビューになったが、また何か考えることがあれば続編に続くことになるかもしれない。

それでは。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.suzuki-labor.com/mt/mt-tb.cgi/3227

コメントする

My Photo
プロフィール!
2016・11・15 改訂
spacer01
rssspacer01foaf
spacer01
atom.xml
spacer01

この記事について

このページは、Suzuki TakashiがFebruary 1, 2013 1:42 PMに書いた記事です。

ひとつ前の記事は「『最後の審判を生き延びて 劉暁波文集』を読んで」です。

次の記事は「オリバー・ストーン、ピーター・カズニックによる"Untold History of the United States"を読んで」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

August 2023

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

Recent Posts

月別 アーカイブ

Workbooks

  • Basic Word List
  • Basic Word List 3rd Edition
  • Samuel C. Brownstein (著), Mitchel Weiner (著), Sharon Weiner Green (著)
  • SAT、GRE用の語彙が2000語以上収録され、2009年4月に4th Editionが出版される。又、Synonym Testが750題、Comprehensive Testが75題付記されている。2005年8月に国内向けの訳本として『最強の英語ボキャブラリー1700語』が出版され、Synonym Testが500題、Comprehensive Testが50題付記されている。
  • 1100 Words You Need to Know
  • 1100 Words You Need to Know 4th Edition
  • Murray Bromberg (著), Melvin Gordon (著)
  • SAT用の語彙が920語、熟語が184語収録され、2008年6月に5th Editionが出版される。Review, 24題で1週分の知識の確認を、Analogy Review, 15~20題で10週分の確認を、Final Review Test, 150題で46週分の確認を行うことになる。1周しただけで定着する程簡単なものではなく、繰り返しが重要なことは他のボキャビル本と同様。音声教材として Wordplay: 550+ Words You Need to Know 2nd Edition が出されており、The Rambling Panthersから始まる7つのドラマに新出語句を散りばめている。
  • Kaplan Word Power
  • Kaplan Word Power 3rd Edition
  • Kaplan (著)
  • SAT、GRE用の語彙が750語収録され、Plug Inの10~15題で1課分の知識の確認を行うことになる。収録語彙の水準は類書よりやや高めで、Plug Inでの設問の尋ね方もやや高度なものになっている。具体的には Fill in the blanks. や Match the word closest to the word that means the opposite. といった形式に苦労した。又、音声教材として Kaplan Word Power (CD) があり、CD2枚の構成になっている。
  • Word Smart
  • Word Smart for the GRE, 2nd Edition
  • Princeton Review (著)
  • GRE用の語彙が678語収録され、Quick Quizは65課あり、6~15題で1課分の知識の確認を、Final Exam Drillの570題で57課分の確認を行うことになる。類書にSAT用のWord Smart、Word Smart Ⅱ等があり、それらを含めて繰り返し訓練するとなると、結構時間が掛かるのは当然だろう。又、音声教材としてSAT用だが The Princeton Review Word Smart CD があり、All or Nothingから始まる14のドラマに228語が散りばめられている。
spacer01

Banner


Bookmark

  • Valid XHTML 1.0 Transitionalspacer01
  • Valid CSS!spacer01
OpenID 対応しています OpenIDについて